
あの人はなんで勉強が楽しそうなんだろう?



せっかくやるなら楽しく勉強したい!
日々、「将来のために!」「志望校合格に向けて!」とどうしても誰かに“させられる状態”が続いてしまう勉強。
しかし、どうせ同じ時間勉強するのであれば嫌々やるよりも、自分から楽しんで取り組めるようになりたいですよね。
そこで本記事では、勉強がつまらないとされる原因を分析し、勉強が楽しいと感じられるようになるための方法をお伝えします。
この記事を読んで、勉強へのモチベーションを自然と高められる状態を目指しましょう。
- 勉強が嫌われる原因
- 勉強が楽しめるようになるための考え方
- 勉強を楽しんでいる人の特徴
- 個別指導塾で勉強のモチベーションUPのためのコーチング経験あり
勉強のメリットを把握した上で、自主的に勉強に取り組もう!
勉強がつまらない3つの原因


そもそも勉強はなぜ多くの人から嫌がられる存在になってしまっているのでしょうか。
勉強が嫌われる原因は大きく分けて3つあります。
周囲の環境に影響される
1つ目は周囲の環境によるものです。
親や先生から「勉強しなさい!」と言われると、学生にとっていつしか勉強は“しないといけないもの”になります。
また、学校や塾でテストが始まると学生は、
上記のように、勉強に対する姿勢を変えます。
自分がその分野に興味があるかないかに関わらず、全ての科目が点数化されるようになります。
このように『させられている状態』を感じてしまうことが、勉強を嫌いになる大きな原因となります。
目的が不明瞭である
2つ目は勉強の目的が不明瞭であることです。
なんで勉強しないといけないの?
なんとなく将来のためだとは分かっていても、今勉強していることが将来どのように役立つのかまでは分からない。
また、志望校合格を目標に掲げても、受かった後にどんな嬉しいことが待っているのかが具体的に見えていない。
そうした状態で、ただただ頑張り続けるのは簡単なことではありません。
勉強が苦手という人の中には、勉強の目的があまりはっきりしていないことが原因でモチベーションをキープできないという人も少なくありません。
シンプルに続けることが大変
3つ目は勉強そのものがシンプルに大変だということです。
もちろん人にもよりますが、勉強は見た目以上に労力を使う作業です。
質の高い勉強をするためには、高い集中力が求められます。
そして、世間には勉強以外に楽しいことがたくさんあります。
・漫画
・テレビ
・YouTube
・カラオケ etc…
例をあげるとキリがありません。
最近ではスマホの普及により、集中力を阻害する要因となるような娯楽が、より簡単で身近に触れられるようになりました。
勉強を続けるためにはこうした誘惑に打ち勝つ必要があり、そこまでして勉強をしたくないと考えてしまう学生も多いのだと思います。
勉強を楽しむコツ3選


ここからは勉強を楽しむコツをご紹介します。
どれもすぐに実践できる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。
コツ①:気分転換を意識する
単調な作業の繰り返しでは楽しむことがむずかしくなります。
・場所を変える
・文房具を変える
・学習する科目を変える
・学習する方法を変える
上記のように、周囲の環境や勉強の中身を変えることで勉強の天敵である「飽き」を避けることができます。
楽しい状態で勉強を続けるため、定期的なリフレッシュを心がけてみてください。
コツ②:「できる」と実感できる回数を増やす
勉強を「楽しい」と感じるためには、勉強が「できる」という感覚を自分自身に覚えさせる必要があります。
よくありがちなミスですが、いきなり極端にむずかしい問題に挑戦することはできる限り避けるようにしてください。
「自分は勉強ができない」と勘違いしてしまうため、その後楽しんで勉強をするということが急激にむずかしくなります。
しかし、自分が既に解ける問題を解き続けても成長はできません。
自分のレベルの少しだけ先の問題に繰り返し挑戦し、徐々に「できる」のレベルを上げることが大切です。
まとめると次のようになります。
◯ ちょっと考えなければ解けないレベルの問題を解く
× 簡単にこなせる問題を繰り返し解く
× 考えてもなかなか答えが出せないような問題に初めから挑戦する
ステップをしっかり踏んで、成長を実感できるようにしてください。
コツ③:結果にとらわれすぎない
勉強は1日必死にやったからといってすぐに結果が出るものではありません。
そのため、目の前の結果にとらわれすぎていると勉強を楽しむことはできなくなってしまいます。
もちろん復習や次の目標設定のために結果を確認することは大切です。
しかし、自分にとってネガティブな影響を与えるような成績表の使い方は控えるように心がけましょう。
勉強を楽しんでいる人の特徴


もちろん、勉強は全員が好きなわけではありません。むしろ苦手意識を持つ人の方が多いかと思います。
しかし、中には楽しんで勉強をしている人もいます。
ここでは、勉強を楽しんでやっている人の特徴について解説していきます。
知的好奇心が旺盛
まず初めに、勉強を楽しんでいる人に共通して言えることは、知的好奇心が旺盛だということです。
知識を取り入れることが楽しいと感じられるようになると、それに合わせて勉強も楽しむことができるようになります。
新たに何かを学ぶことを楽しむためには、得た知識を使う場を増やすことがおすすめです。
友達や後輩に教えたり、勉強していることを家族に話したりして知識を使う機会をあえて増やすことで、自らが知識を増やす理由作りをすることができます。
やらされる勉強をしていない
勉強を楽しんでいる人は、勉強を自主的に行っています。
勉強に限らず、誰かから強制的にさせられている状態で続けていては、本来楽しいはずのものでも楽しさを感じることができなくなってしまいます。
もちろん、勉強が楽しいから自主的にやっていると考えることもできます。
しかし、勉強を楽しむためにはやらされる勉強を確実にやめる必要があります。



言われる前に自分からやってやる!
こうした心持ちでいられるかどうかが勉強を楽しむ事ができるかできないかの大きな分岐点となります。
困難を乗り越えることにやりがいを感じる
成長を楽しむことができる人は、勉強に対する抵抗が他の学生に比べて少なくなります。
勉強の難しいところは、なかなかすぐには結果が出てこないことです。
目の前の大きな壁をどのように乗り越えられるか、自分自身で試行錯誤しながら挑戦する必要があります。
答えのない課題や困難に対して自分ならどうするかと考えることが好きな人は、自然と勉強も楽しむことができます。
また、
これらのことができると、勉強に対するモチベーションはさらに高いものになります。
勉強をすることで得られるメリットとは?


勉強をすることによって得られるメリットが分かれば、楽しんで勉強ができている状態に近づくことができます。
ここからは勉強のメリットについて解説します。
メリット①:選択肢が増える
少し現実的な話をすると、日本にはそもそも「大卒」でないと入社できない企業が数多く存在します。
そして同じ大卒でも学歴によって入社の難易度が大きく変わる企業があるということも事実です。
また、受験に限らず英語やプログラミングなどのスキルを身につけるとキャリアの幅が広がりますが、これらもそれぞれ専門スキルを磨くための「勉強」が必要です。
つまり、勉強の習慣をつけておくことが将来の選択肢を増やすということにつながります。
将来やりたいことがまだ決まっていないという人は、やりたいことが見つかった時にチャレンジができる状態をあらかじめ作っておくことが大切です。
メリット②:色々なものの見方ができるようになる
勉強をすると知識が増え、一つのものごとに対してさまざまなものの見方ができるようになります。
旅行ひとつとっても、その土地の歴史や文化を知った状態と知らない状態では印象が大きく変わると思います。
こうした知識や経験は、自分の人生を豊かにする行動にもつながります。
また、勉強を続けていると、次のような力も鍛えることができます。
① 知識の中から解決策を導く力
② 似たような課題に対して、過去の経験から考え方を転用することができる力
勉強を続けていると知識や経験の使い方まで学習することができるため、上記のような課題解決力も同時に身につけることができます。
こうした能力は社会に出てからも必要とされるため、早いうちから身につけておくと後々自分が得をすることになります。
メリット③:頑張り方を学べる
勉強をすると物事への「頑張り方」を学ぶことができます。
正直なところ、高校で学習する内容を日常生活で活用する機会はほとんどないと言ってもいいでしょう。
ただ、目標に向けてひたむきに努力を続ける経験には、勉強によって得られる知識と同等かそれ以上の価値があります。
嫌なことから逃げずに向き合うということを学生のうちから経験しておくと、そこで得た忍耐力や継続力をその後の人生で自身の強みにすることができます。
また、共通テストのように、数十万人の同世代の人たちと同じ基準のテストを受けるような機会は大学受験以降、ほとんどないと思います。
そうした環境で一定の成果を出すことができれば自信につながり、「勝ち癖」もつけることができます。
実際に勉強を楽しんだ学生の体験談


勉強に楽しんで取り組める人は、具体的にどういったことを心がけて勉強しているのでしょうか。
先輩たちの頭の中をのぞいてみましょう。
体験談①:その科目に関連したコンテンツに目を向けよう!



例えば、自分の場合は日本史を好きになるために、大河ドラマ、「歴史秘話ヒストリア」そして歴史物のアニメなどを見ていました。
理系の人であれば、天体観測なども一つの手段かもしれません。
関連コンテンツに興味を持つことができれば、勉強科目そのものも楽しめるようになるかもしれません!
(立命館大学 文学部 4年生)
体験談②:まずは机につくことから始めてみよう!



自分が実践していたのは「まずは机についてみる」という方法です。人間は何かやろうと思っても5秒以上たつとやらない言い訳を考え始めてしまうと言われます。そのため、まずは勉強するきっかけとして机について勉強するかたちをとってみましょう。
その際、携帯を近くに置かないことがポイントです。ノートや本を眺めるうちにせっかくだから勉強してみよう、という気持ちになってきます。とりあえず勉強する姿勢になってみることから始めてみるのがおすすめです。
(九州大学 経済学部 3年生)
体験談③:勉強をゲーム感覚で楽しもう!



私は目標を達成し、自分の成長を感じたときに楽しさを感じていました。将来の自分を思い描き、成長をモチベーションに勉強をしていました。そして、周りの人に成績のことで尊敬または認められるタイミングでは強く喜びを感じました。
また、私は勉強をゲームのように捉えることもしていました。友達とゲーム感覚で競争することで、楽しみつつも勝ちたいという気持ちから真剣に取り組むことができます。
人に教える習慣を作ることもおすすめです。人に教えることが出来るまで深く理解できるうえに、モチベーションUPにもつながります。勉強を楽しむことができず困っているという方はぜひ実践してみてください。
(NIC合格者 ※海外の大学教育を日本で行う教育機関)
まとめ
最後に本記事の内容をまとめます。
- やらされる勉強から自主的な勉強に切り替えよう!
勉強を楽しむために、まずは「自分からやる」という姿勢を意識してみてください。 - 勉強のメリットを把握しよう!
目的と目標を理解して、勉強の時間が充実した時間だということを実感しましょう。 - 難易度を調節したり気分転換をしたりして、モチベーション管理をしよう!
モチベーションが維持できない時は目先の結果にとらわれすぎていないか確認してみましょう。
本記事を読んで内容を理解すれば、あとは実践するのみです!
自分に合うと思う方法を取り入れて、今日から勉強を楽しみましょう!
また現在BESTPLANでは学生さんからの無料相談を受け付けています。
勉強のやる気が起きず本当に困っているという方は、ぜひこちらも活用してみてください!
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