【厳選】数学のおすすめ問題集&参考書20選。選び方や使い方まで詳しく解説。

本格的に数学の受験勉強を始めたいけど、何から手をつければいいかわかんないな…

今使ってる問題集が終わりそうなんだけど、他にどんな問題集があるんだろう

問題集や参考書は数が多すぎて、どれを選べばいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はそんな悩みを抱える方のために、おすすめの数学の問題集&参考書を厳選してご紹介します。

この記事を読むと次のことがわかります。

本記事で分かること
  • 自分に合った数学の問題集(参考書)の選び方
  • おすすめの数学の問題集(参考書)
  • 数学の問題集(参考書)の活用術
執筆者の実績

センター試験数学得点率8割超

本記事でいちばん伝えたいこと

数学のおすすめ問題集はチョイス新標準問題集

目次

数学の問題集&参考書の選び方

そもそも、問題集や参考書は何を基準に選べば良いのでしょうか。

この章ではそうした問題集の“選び方”について、一つ一つていねいに見ていきます。

選び方①:本の厚みで選ぶ

まず問題集選びの際に注意する点は、本の厚みです。

「安くて分厚ければお得!」と考えてしまいがちですが、実はこれが大きな間違い

いくら分厚い問題集を手に入れても、結局自分の力にできなければ意味がありません。

薄い問題集を繰り返し解くことで徐々に身につけることを得意とする学生さんも多くいます。

また、次のテストで点数をUPさせたいのであれば、ゆっくりと分厚い問題集に取り組んでいる時間はありません。

自分の今の状況や性格と相談しながら、自分にあった厚さの問題集を選んでみてください。

選び方②:レベル別で選ぶ

次に注目するべきポイントは、問題集のレベル(難易度)です。

同じ共通テストの対策であっても、6割を狙うのか9割を狙うのかで購入すべき問題集のレベルは異なってきます。

チャート式」や「沖田の数学」などは幅広いレベルに適応した参考書なので、レベル別に参考書を選びたいという方にはおすすめです。

選び方③:知名度・人気で選ぶ

人気の高い参考書には、必ず人気になる理由があります。

これまで多くの受験生を支えてきた実績のある参考書は、使いやすさに加え中身の充実度も高いことが多いため、参考書選びの一つの指標となります。

先輩や学校・塾の先生に老舗の参考書を教えてもらっておくことは、受験において必ず有利に働きます。

問題集や参考書を探す際は、ネット上のクチコミだけでなく、身近な人の生の声を積極的に集めてみてください。

選び方④:ケース別に選ぶ

最後に、問題集の選び方で最も重要なのが購入の「理由」を明確にすることです。

そもそも、問題集を買う目的は何なのかということを考えると、自ずと必要な問題集の傾向が見えてきます。

  • 定期考査 or 模試
  • 共通テスト or 二次試験
  • 文系 or 理系
  • 特定の単元 or 全単元 etc…

自分に今必要なのはどんな問題集なのかしっかりと確認して、用途にあった問題集を見つけてみてください。

数学のおすすめ問題集&参考書20選

ここからは実際に数学のおすすめ問題集(参考書)をご紹介していきます。

ぜひ、問題集選びの参考にしてみてください。

チャート式

ページ数480ページ(I+A・青)、820ページ(II+B・青)
レベル基礎〜応用
用途定期考査、模試、共通テスト、二次試験など
こんな人におすすめ・普段の勉強から入試対策まで幅広く使える参考書がほしい人
・多くの受験生が使っている参考書を探している人

チャート式」は言わずと知れた老舗の参考書です。

例題や練習問題も豊富で、定期考査対策から模試・入試対策まで難易度別に色分けされた幅広い問題に取り組むことができます。

一問ずつていねいな解説もついているため、授業の予習にもぴったり。

どの参考書を買うか迷って決められない方は、この「チャート式」を購入しておけば間違いありません

4STEP

ページ数208ページ(I+A)、222ページ(II+B)
レベル基礎〜応用
用途定期考査、模試、共通テスト、二次試験など
こんな人におすすめ・数学が比較的得意な人
・基礎は定着していて問題をどんどん解き進めたい人

4STEP」は多くの進学校で親しまれている問題集です。

4STEPはその名の通り、STEP A、STEP B、発展問題、演習問題の4つのカテゴリーで構成されています。

それぞれ、単元の理解度に応じて問題の難易度を調整できるため、定期考査から入試対策まで幅広く活用できます。

ただ、解答・解説は学校によって配られないこともありますし、4STEPの解説自体あまりていねいではありません。

独学に使う場合は、他の問題集である程度力をつけた上で挑戦することをおすすめします。

坂田アキラの数学が面白いほどわかるシリーズ

ページ数264ページ(ベクトル)
レベル基礎〜標準
用途共通テスト、模試、二次試験、私大入試など
こんな人におすすめ・数学を基礎レベルから学びたい人
・特定の苦手分野を克服したい人

面白いほどわかるシリーズ」は数学が苦手な学生さんに人気の参考書です。

解説もていねいで、塾や学校ではなく独学で勉強したいという人にもおすすめです。

問題のレベルは基礎〜標準で、繰り返し解くことで苦手な単元を克服できるようになっています。

理系・文系数学の良問プラチカ

ページ数54ページ(理系、数学I・A・II・B)
レベル応用
用途二次試験、私大入試
こんな人におすすめ・難易度の高い問題に挑戦したい人
・実践的な問題により多く取り組みたい人

良問プラチカ」は難関学部・難関大学を志す学生さんに重宝される問題集です。

掲載されている問題の難易度はかなり高めで、入試対策にはとても効果的です。

基礎力がある程度身につき、応用問題を数多くこなしたい学生さんはぜひチャレンジしてみてください。

2021共通テスト実践模試(3)数学IA

ページ数240ページ(I・A)、176ページ(II・B)
レベル基礎
用途模試、共通テスト
こんな人におすすめ・本番と同じレベルの問題をたくさん解きたい人
・共通テスト対策ができる問題集を探している人

共通テスト実践模試」はまだ情報のそれほど集まっていない共通テストを徹底対策できる、数少ない問題集の一つです。

本書にはオリジナルの予想模試が5回分収録されています。

時間や問題量を実際の試験のつもりで考えながら取り組める点で、入試対策にはうってつけです。

共通テスト問題研究

ページ数1328ページ
レベル基礎
用途模試、共通テスト
こんな人におすすめ・共通テストをしっかりと研究&対策したい人
・問題集を使って本番で使える思考力を鍛えたい人

共通テスト問題研究」は情報量が多く、共通テストの問題傾向やそれに向けた勉強法などが細かく分析されています。

共通テストで求められる「読解力」「思考力」を着実に身につけたいという学生さんにはおすすめの一冊です。

センター試験の過去問も数多く掲載されているため、本書を購入する方はぜひチャレンジしてみてください。

基礎・標準・上級問題精講

ページ数300ページ(基礎I・A)、320ページ(基礎II・B)
レベル標準〜応用
用途模試、私大入試
こんな人におすすめ・私立大学の入試対策ができる問題集が欲しい人(基礎)
・東大京大レベルの問題を探している人(上級)

基礎問題精巧」は名前の通り1問1問の問題の質が高く、昔から多くの進学校で使われている参考書です。

問題数は150題程度でそこまで多くはないですが、それぞれの単元の要点を抑えた問題が凝縮されています。

ただ、難易度としては全体を通して高く、教科書や他の参考書で力をつけてから使用することをおすすめします。

沖田の数学

ページ数370ページ(数と式・集合と論証・2次関数編)
レベル基礎
用途定期考査、共通テスト
こんな人におすすめ・苦手な単元を基礎からやり直したい人
・数学への苦手意識を克服したい人

沖田のはじめからていねいに」シリーズは数学が苦手な人でも抵抗を持たずに取り組める初学者向けの参考書です。

中身はかなり基礎的な内容で、解説はていねいな一方、ポイントは簡潔にわかりやすくまとめられています。

入学後(あるいは進級後)、初めの1冊として使用すると単元の理解を深めることができます。

シグマ基本問題集

ページ数128ページ(I・A)
レベル基礎〜標準
用途定期考査
こんな人におすすめ・定期考査の点数を上げたい人
・入試の基礎を固めたい人

シグマ基本問題集」は定期テスト対策としてかなり重宝される問題集の一つです。

基本と応用の2つに別れて構成されており、予習は「基礎問題」復習は「応用問題」など参考書の中での使い分けも可能です。

まずは基礎をガチガチに固めたい!」という人にはおすすめの問題集です。

チョイス新標準問題集

ページ数92ページ(I・A)
レベル基礎〜標準
用途模試、二次試験、私大入試など
こんな人におすすめ・大学入試の頻出問題を対策したい人
・全単元の総復習ができる薄い問題集が欲しい人

ぼくが高校生のころに最も愛用していた問題集が、「チョイス新標準問題集」です。

「チョイス新標準問題集」では

・基礎レベル=問題A
・標準レベル=問題B

というように、問題が難易度別で構成されているため、必要に応じて問題のレベルを変更して学習することができます。

また、全体を通して問題量がそこまで多くはないため、総復習をするのに適した問題集だと言えます。

同シリーズのおすすめ問題集

数学の問題集&参考書のおすすめの使い方

ここまで問題集の選び方とおすすめの問題集について見てきました。

ただ、実際に問題集を買ったところでどのように使うべきか迷ってしまいますよね。

いくら上質な問題集を手に入れたとしてもうまく活用できなければ大幅な成績アップは期待できません。

そこで、この章ではこれまでご紹介してきた問題集(参考書)の使い方についてまとめていきます。

使い方①:授業で学習する前に解く

問題集はよく定期試験や模試対策など、一度授業で行った内容の復習&応用のために使われます。

ただ、問題集の効果的な使い方はそれだけではありません。

問題集は予習の際にも大きな役割を果たしてくれます

授業前に問題集を解き、先に単元のゴールを見ておくことで授業で抑えるべきポイントが明確になるからです。

これから学習する内容の問題が、模試や入試でどのようなかたちで出題されているのかチェックしてみてください。

使い方②:同じ問題集を繰り返し解く

次に問題集の効果的な使い方としてご紹介するのは「同じ問題集を繰り返し解く」というものです。

受験生になり、気合が入るあまり、いろいろな参考書に目移りして欲張ってしまう通称『参考書コレクター』になってしまう学生さんをよく見かけます。

実際、やってしまいがちなんですよね。ぼくもやってました(汗)。

ただ、いろいろな参考書に手をつけると頻出問題がわかる一方、一つ一つの問題への対策がおろそかになってしまいます。

一度解いてわからなかった問題をまとめてそこだけ再度やり直すというやり方でも構いません。

解きっぱなしという状態を避けるように意識してみてください。

使い方③:ページ数を考えて周回する

周回の仕方は問題集(参考書)の全体の分量によって変えてあげる必要があります。

薄い問題集は全て終えてから周回、分厚い問題集は定期的に少しづつ戻って復習を行うと効果的です。

問題集を使って学習を始める際は、先に問題集の全体像を見て計画を立ててから練習に移りましょう。

数学のおすすめ問題集&参考書まとめ

最後に、今回ご紹介したおすすめの問題集(数学)をもう一度おさらいします。

  • チャート式
  • 4STEP
  • 数学が面白いほどわかるシリーズ
  • 文系数学の良問プラチカ
  • センター試験過去問レビュー
  • 2021共通テスト実践模試(3)数学IA
  • 共通テスト問題研究
  • 基礎・標準問題精講
  • 沖田の数学
  • チョイス新標準問題集
  • シグマ基本問題集

これでスタートの準備は整いました。

本記事でご紹介した問題集と参考書を使って、さっそく数学の得点を伸ばしましょう。

また、BESTPLANの公式LINEでは現在、無料相談を受け付けています。

「勉強のやり方がわからなくて困っている!」という方はぜひこちらも活用してみてくださいね。

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この記事を書いた人

ベストプランのWebメディア運営者。立命館大学卒。個別指導塾の講師経験有り。

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