
単語覚えてないから点数上がってないだけ!



長文の方が配点大きいから文法やらなくて良くない?
英語が苦手な人の中には、何から始めたらいいのか分からず、文法、構文、単語、長文とそれぞれ独立して考えている人がいます。
勉強してもなかなか点数が伸び悩み、勉強するのが嫌になってるかもしれません。
今回は、そんな方のために、一番英語が苦手で浪人時アルファベットから勉強し直し、成績UPを実現した僕が、英語との向き合い方や勉強の仕方について説明します!
- 英語という科目の特徴
- 苦手な人の英語の勉強の仕方
- 英語のちょっとしたコツ
- 現役時センター試験108点から一年後のセンター試験168点
- 浪人時、初回九大模試79点(偏差値44.4)から本番119点
- 予備校で、初回授業がアルファベットの書き方だった基礎クラスから早慶レベルの上位クラスまでクラスアップ
英語は頑張れば強い味方になってくれる!
英語の勉強法に悩んだら、こちらの記事もチェック!


英語が苦手になる原因とは?


英語が苦手になる原因はいろいろありますが、苦手を放置したままでは一生得意になれません。
まずは英語が苦手な理由を見つめ直すところから始めましょう。
そしてこの記事を最後まで読んで、ぜひ英語の苦手を脱却してください!
問題量が多くやる気が出ない
英語って問題量が多いですよね。
ただでさえ英語が苦手で読みたくもないのに、長文問題を何題も出された時には、1題くらい読まずに全部勘で解いてやろうなんて思ったこともありました。
そんな中、まだやる気が出るのは文法問題ではないでしょうか。
英文が短いのでテンポよく進めますからね。
長文の方は、「まあ読めばできるし」などと対策を先延ばしにしていませんか。
それだといつまでたっても点数は伸びないでしょう。
短くて楽な文法問題に逃げず、骨太な長文問題にも挑戦していきましょう。
基礎がおざなりになっている



長文はとりあえず読んだ!



問題もある程度解いた!



答え合わせしたらめっちゃ間違えてた…。
皆さんも一度はこんな経験ありますよね。
そして解説を読んだり聞いたりしたら「なんだそういうことか」と納得できた感じがして、よく復習もせずにそのまま放置。
これの繰り返しになっていませんか。
数をこなしてる割には点数が伸びず苦手になるパターンはあるあるだと思います。
これは、きちんと復習をしていないために文法や単語といった基礎的なことが抜けているからです。
ちゃんと基礎に立ち返ってよく勉強し直しましょう。
結局英語の要点がわからない
英語が苦手だと、結局何から始めたらいいのか、何をどう頑張ればいいのか分からないですよね。
何が分かってないのかさえ、分かっていない人もいるかもしれません。
正直に言うと、英語の勉強に近道なしです。
地道に勉強して少しずつステップアップしていくしかありません。
本記事ではこれから、英語が苦手な人向けに英語の勉強の順番や要点を解説します。
少しでも英語が苦手な人たちのためになれれば嬉しいです。
英語の成績が爆上がりした学習プラン


お待たせいたしました。
ここからは、英語が苦手だったぼくが1年間勉強して、センター試験で60点UPし、九大入試本番では合格者平均の約6割を取るに至った経験を解説します。
STEP1:まずは文法をしっかり頑張る
これはもう見出しの通りです。
例えばいろんなスポーツにおいて、ルールを知らないと楽しくプレーできないですよね?
それと同じです。
大まかなルールを知ってからじゃないと何も始まりません。
とにかく文法を細かいところまでしっかり学習しましょう。
やり方でいうと、まずはその文法の要点を完全に理解してください。
疑問がなくなるまでは、先生や英語の得意な友達に質問しまくりましょう。
そして、その単元の問題を解いて間違ったところを復習します。
①文法の要点を完全に理解する
②質問しまくる
③問題を解いて復習する
このサイクルを確立して繰り返してください!
関係詞などといった文法問題常連の単元はもちろん頑張ってもらいたいのですが、英語が苦手な人たちが軽視しがちな文型や品詞、句や節といった基礎的なものも、思ってる以上に大切です。
なんとなくではなく、ちゃんと根拠を持って解答していくためには必須な内容ですので、しっかり頑張りましょう!
英文法の勉強法に悩んだら、こちらの記事も参考にしてください。


STEP2:単語を覚えるものと推測できるものを識別できるようになる
単語は暗記しなければならないものと推測できるものがあります。
ここで大事なのが、単語の名前の由来です。
こういった単語の由来を知ることで、覚えなくてはいけない量が少なくなったり、覚えやすくなったりします。
試験で出てくる単語が全て分かる、覚えているなんて状況は少ないと思います。
だからこそ、由来を知ることは「推測する」という選択肢をとれることにつながります。
本番までにたくさん文を読んで、知らない単語にたくさん出会って、たくさん覚えて、たくさん推測の練習をしましょう。
練習を重ねることで自然と推測の精度も上がっていきます。
STEP3:構文と長文に取り組む
文法と単語の知識がある程度固まってきたら、構文や長文問題に取り組んでいきましょう。
すると時間が足りなかったり、直訳はできるけど何を言いたいのか分からなかったりといった壁にぶち当たると思います。
それは間違いなく成長の証です。
文法や単語の勉強までは英文を読めるようになる勉強ですが、構文や長文の勉強になると読んだ後に考える必要が出てきます。
そこで、数をこなして英語独特の言い回しや、主張の読み取り方などに慣れていきましょう。
そもそも英文の意味が分からないと感じれば、焦らず文法や単語の勉強に戻るのも大切です。
あくまで目安ですが、文法問題の正答率が7割から8割ほどになってから、長文や構文の勉強をすると効果があると思います。
「苦手」を「得意」に変える勉強法


ざっくりと英語の勉強プランについてお話ししてきました。
ここからは具体的な勉強法や英語のコツを説明します。
読解のコツをつかもう
分からない単語があったり難しい文章があったりすると英文を読むのも楽しくないですよね。
でも、少しずつ英文が理解できるようになってくると、楽しさにも気付いてくるはずです。
ここでは英文を理解するためのちょっとしたコツを2つお伝えします。
長文読解のコツはこちらでも解説しています!


副詞はざっくり意味が分かればOK
1つ目は、副詞の意味が分からなくてもそんなに問題はないという意識を持ちましょう。
例文を出します。
ここで副詞はveryの「とても」になります。
つまり強調しているわけです。
この文を「日本語で訳しなさい」と問題になれば、この「とても」は無視できません。
でも意味を理解するだけの場合、「とても」がわからなくても文の意味は伝わります。
このように、副詞は強調の場合が多いので、分からなくても読むことは可能なわけです。
文章の主張は最初と最後に書かれやすい
2つ目は、段落の最初と最後の文に主張が書かれやすいということです。
これは、日本語の現代文などと同じです。
最初に意見を出し、根拠となる事例を紹介、そして最後にまとめるという順番が多いです。
理由は単純で、その順番で説明すると一番伝わりやすいからです。
主張の根拠となる具体例は、読者が主張を理解するのを助ける役なので、その部分より最初の意見とまとめの文を重点的に読めばいいというわけです。
こういったコツを自分のものにできるまで練習していきましょう!
音読しか勝たん
よく先生たちが言うことの1つに、「音読をしよう」というものがあります。
果たして、ただ声に出して読むだけで点数が伸びるのでしょうか。
やっぱり工夫が必要ですよね。
まず、音読する文章なのですが、これはたくさん読み慣れた文章がいいです。
訳もできていて、重要な文の主語や動詞、句や節の修飾関係といった細部まで精読できている文章が好ましいです。
それを目で読み声に出しながら、頭の中で精読しながら、意味を追いながら音読すると効果的です。
他大学の問題にも触れよう
英語は結局語学なので、出題方法に特徴があっても自分の実力がちゃんと点数に表れる科目です。
本質をとらえられているか確かめる意味でも、私立国立問わず、他大学の問題にもしっかり触れていくことをおすすめします。
そうすることで、自分にあったレベルや文章量、得意不得意な問題の種類など分析できると思います。
その分析の結果、苦手なものをしっかり練習していきましょう。
英語が苦手な人向けのおすすめ参考書


ここからは、ぼくが実際に使ってみておすすめしたい参考書を紹介します。
なかなか自分に合った参考書が見つからない方は、ぜひ参考にしてください。
速読英単語シリーズ
1冊目は「速読英単語シリーズ」です。
これは単語帳としてではなく、英文を読む習慣づくりや英文を読むスピードを上げるのにおすすめです。
この単語帳の使い方は、まず1ページ分英文があるので読みます。
その右のページに訳が載ってるので確認します。
そしてページをめくると、2ページに渡ってその文に登場した単語とその意味が書かれてます。
複数のレベルに分かれていますので、みなさんのレベルに合わせたものにチャレンジしてみてください。
ポレポレ
2冊目は「ポレポレ」です。
この教材は、構文にフォーカスした参考書になります。
内容としては、英語独特の比喩などが入った難易度の高い文章が5~8文で書かれており、それの解説も含めて1題が見開き1ページに収まっています。
1題1題が短時間でも取り組みやすい量になってますので、昼休みや寝る前などに1日1題みたいな感じでやってみてください!
体験談とアドバイス


ここからは、現役生と浪人生の両方を経験して気付いたことを皆さんにお伝えします。
なかなか英語の点数が伸びない人は、ぜひ参考にしてみてください。
現役生は毎日の積み重ねが大事
現役生の時のぼくは、とにかく1、2年生の間に勉強をサボってしまったため、3年生になってからどれだけ頑張ってもあまり成績が伸びませんでした。
僕の場合は、勉強法ではなく量に問題がありました。
これは2年間でとてつもなく大きな差ができたと思います。
毎日の積み重ねは決して無駄になりません。
今からでもいいので、現役生の皆さんは1つでも多く、何かを得ようと努力してください。
この姿勢と行動が現役生にとっては、とても大事なことだと思います。
浪人生は答えを自分で考える姿勢が大事
浪人生は、先生に勉強の仕方を質問できる機会があるかと思います。
その時、「自分で考えた勉強法で大丈夫か」といった内容や、「この問題はこう考えたのだがなぜ違うのか」などといった、単純に正解を求めるだけの質問にならないように質問内容を工夫しましょう。
言われた通りにするだけでは成長できません。
これは浪人生に限った話ではないですが、自分で考えて、行動して、結果が出て、反省してのサイクルを皆さん自身に定着させるチャンスです。
浪人生の皆さんには、勉強に集中できる環境がせっかくあるのですから、自分で考えて計画立てて勉強していきましょう。
反省と工夫の繰り返しをしよう!
現役生、浪人生問わず具体的なアドバイスをすると、もっとテストや模試の結果から今後の勉強のヒントを得ようとしてください。
僕もそうでしたが、模試の結果では判定や点数にこだわりすぎていました。
ですが、模試の点数が入試の結果に直接関わってくるわけではないですよね。
せっかくどこが得意・不得意なのか、これでもかと教えてくれる情報源なのでしっかり活用しましょう。
そして自分で考えて工夫して、またテストや模試に挑んでください。
Q&A
本記事のまとめ
ここまで、英語が苦手な人に向けて、英語を得意にするための勉強法を解説してきました。
最後に本記事の内容をもう一度おさらいしておきましょう。
- 英語が苦手なのは基礎ができていないから
- 単語・文法→構文→長文読解の順でステップアップしていこう
- 苦手は今からでも克服できる!
英語は良くも悪くも点数が変動しにくい科目です。
着実に一つ一つ勉強して、ステップアップしていってください。
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