英文法が覚えられない人必見|パターンを自動化してマスターしよう!

何回やっても英文法が覚えられない…。

テストは丸暗記で乗り切れるけど、模試で点数が取れない…。

英文法がなんとなく苦手と感じていませんか?

大学受験では必ず必要となる英文法ですが、思いのほか苦手な人が多い印象です。

英文法が苦手になる原因は主に次の2つです。

・圧倒的に勉強量が不足していること
・勉強法が間違っていること

しかし英文法はちょっとの工夫と反復で面白いように伸びていきます。

英文法が苦手と諦める前に、この記事で英文法の覚え方を見直してみてください!

本記事の要点
  • 英文法はとにかく復習!そして自動化!
  • 英文法は戦略的に攻略すべき!
  • 参考書&問題集を自分なりに解説できるようになれば、文法制覇!
執筆者の実績
  • 英文法マスター 模試での正答率は100%
  • 英文法の自動化トレーニングで、担当生徒の正答率大幅UP
  • 通算5000問以上の英文法問題を制覇
本記事でいちばん伝えたいこと

英文法は復習によって「パターンを自動化」、そして「自分の言葉で説明できるようになる」ことがゴール!

こちらの記事もあわせてご覧ください。

目次

そもそも英文法は丸暗記すべき?

英文法は英語学習において避けては通れない最重要テーマです。

英文法をおろそかにすると、文法問題は勿論、和訳問題やリスニング問題でも話の流れを掴めず、大きなミスにつながります。

しかし、塾生と接していると「英文法が何回やっても覚えられない…」という声をよく聞きます。

そこで疑問に思うのが、そもそも英文法は丸暗記すべきなのでしょうか?

結論を言うと、英文法の勉強において暗記は必要不可欠です。

しかし、テストで点数を取るためには、ただ暗記をすれば良いと言うわけではなく、そこに一工夫加える必要があります。

英文法の覚え方のコツ

では、テストで点数を取るためにはどのように学習するのが最も効率的なのでしょうか。

ここからは実際に英文法を覚える際に知っておくべき“コツ”をご紹介します。

インプットにも戦略が必要!

まず、インプットにも戦略が必要です。

皆さん、英文法の理解が不十分なまま、膨大な量の問題集にチャレンジし、早々に挫折した経験はありませんか?

実は、英文法を理解していない状態で答えを導こうと考えても、ほとんど効果はありません。

初学者や基礎基本が身に付いていない場合、あるいはまだ本格的に受験勉強を開始していない場合はいきなり問題に真正面から取り組むのではなく、さっさと「答えと解説」を見るようにしましょう

1つの問題に数秒間だけ時間を使い、パッと答えを眺めることでテンポもスピードも上がり、効率は1問に2分以上かけていた時よりも倍増します。

そして、その答えや解説を見て納得できれば、その問題を制覇したも同然です。

また、人間は忘れる生き物なので復習は必ず行いましょう。

意図的アウトプット方法の伝授

アウトプットにも戦略が必要です。

まず、「数をこなせばいい」と思っている方は注意が必要です。

英文法は、基礎を身につけるまでは「量より質」を重視しましょう。

英文法の参考書や問題集を何冊もこなす必要はありません。

色々なパターンに慣れることも大切ですが、まずは1冊の参考書・問題集を完璧にこなしてみてください。

そして「間違えた単語や文法」にチェックをつけ、その問題を見た瞬間に答えが思いつき、自分の言葉で解説できることを目標としてください。

何より復習が大切!

ここまでインプットとアウトプットの方法をご紹介してきましたが、英語に限らず、受験勉強において最も大切なのが「復習とそのスピード」です。

1度解いた問題は、何度も復習して必ず制覇しなければなりません。

「あやふやな知識は百害あって一理なし」と言います。

「これって結局どうなんだっけ?」のレベルでは、勉強の成果がゼロと言っても過言ではありません。

上述したように、一つの問題の質を上げ問題を見た瞬間に「あぁ、このパターンね!」と反応できるようになるまで、何度も何度も復習しましょう。

説明できるようになることがゴール

英文法マスターになるためには戦略的な学習と、復習が必要です。

その上で、皆さんに取り組んでいただきたいのは、「その問題の答えが、『なぜそうなるのか』を説明できるようになること」です。

私はよく、ひとりで先生になりきって、模擬授業をしていました。

一見地味で寂しい学習ですが、これが最も力のつく学習法なのです。

人間は言語概念化を通して思考を整理します。

自分で説明してみることで

・何を理解でき、何を理解していないのか
・引っかかる点はどこなのか

など、自分の疑問点が明確になります。

また、自分の言葉で説明することで記憶の定着度も驚くほど向上しますので、ぜひチャレンジしてみてください。

文法は「浴びる!!」そして、おもちゃ感覚で遊ぶ!

英文法は「自分の言葉で説明できるようになるまで復習する」ことが、最も力のつく学習法です。

そのためには、最初の段階は各単元の基本的な問題を丁寧に押さえましょう。

ある程度(7割くらい)基本問題が解けるようになったら、一気にパターンに慣れ、文法問題に自動的に反応できるようになるため、猛スピードで演習に取り組みましょう。

質をこなしたら、次は量。

とにかく正答率にこだわることなく、英文法の問題を浴びまくりましょう。

赤ちゃんがおもちゃで遊ぶように、英文法の問題で遊べるようになれば、英文法の問題に自動的に反応できる日も遠くはありません!

英文法を覚える際にやってはいけないこと

ここまで英文法学習法について説明してきましたが、注意したいポイントもおさえておきましょう。

いきなり過去問には挑戦しない

文法問題は、パターンも多く、過去問などを解いていると重箱の隅を突いたような問題に出会うことも少なくありません。

ですので、基礎基本を身につけたい場合は地に足つけて、まずは参考書から取り組むことが大切です。

いきなり過去問にチャレンジして、その難易度や正答率の低さに幻滅しないよう、「基礎基本」を身につけることを初期目標としてください。

難問は気にしない

参考書を解く際にも、細かな知識が問われる場合もあります。

しかし、そうした細かな知識を一つ一つこなしていくことよりも、基礎基本の徹底が最重要です。

英文法全てをマスターする!

と気負い、難問に惑わされることがないよう、重要な問題を制覇することを目標に取り組んでください。

効率的なインプットに向くおすすめの参考書・問題集

ここからはおすすめの参考書や問題集を紹介します。

英文法の勉強にはどのような参考書・問題集が良いのでしょうか。

NextStage

英文法学習の鉄板といっても良いこの『NextStage』は、重要な問題が網羅されておりおすすめです。

長年にわたって多くの受験生が使用してきたこともあり、この参考書に載っている問題の8割解ければ、英文法の実力は確実に身につきます。

東進過去問データベース

これは紙の問題集ではないのですが、一番のおすすめ問題集です。

東進過去問データベースはその名の通り、東進が無料で提供しているWEBサービスです。

無料で簡単に登録でき、好きな大学の過去問をいつでもどこでも利用可能です。

私は現役時代、この過去問データベースを使って、暇さえあれば色々な大学の過去問をのぞいていました!

英文法が覚えられないと悩む人が多い理由

そもそも多くの受験生が英文法を覚えられない理由は何でしょうか?

その答えはズバリ一つ。「圧倒的に復習の量が足りていない!」のです。

英文法が覚えられないと悩む受験生に「どのくらい復習してる?」と聞くと、

1日30分は繰り返してる!

同じ問題を5回は解き直した!

と言った答えが返ってきます。

え??たった30分?たった5回??

と、私は驚かざるを得ません。

私も今となっては英文法マスターですが、少なくとも一つの単元を5時間以上はみっちり復習していますし、問題集に至っては数十回は解き直しています。

まずは、英文法が覚えられないのではなく、英文法を覚えるために割いている時間が「圧倒的に足りていない」という事実に気づく必要があります。

本記事を上手に活用し、まずは英文法に割く時間を増やすことから始めてみましょう。

英文法の学習法のまとめ

今回は英文法の学習法について説明しました。

もう一度大切なポイントをまとめておきましょう。

  • 文法は避けては通れない重要なテーマ!
  • 「覚えられない」のではなく、「割いている時間が圧倒的に足りていない」
  • 基礎が身についていない場合は、悩むより解答解説をすぐに読む
  • 解答解説が自動的に思いつくまで復習に励む
  • ゴールは自分の言葉で解説できるようになること!
  • 難問や細かい知識よりも基礎基本に忠実に!

英文法が覚えられないと嘆く前に、まずは勉強時間を増やしてみましょう。

地道な反復練習こそ、英文法学習の第一歩です。

皆さんが英文法マスターになることを応援しています!

また現在、現役旧帝大生が運営するオンライン指導塾ベストプランでは学生さんからの無料相談を受付中です。

英語の力を底上げしたいという方はぜひ活用してみてくださいね。

\ 無料相談受付中! /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ベストプラン英語科講師。現役時は模試の正答率99%超えで、全国模試では1位を何度も獲得。大手学習塾で表彰講師の経験あり。

目次
閉じる